約180人が東急百貨店マークを人文字で再現した、東急百貨店本店最後の屋外広告
東急百貨店本店から、BSフジの番組『小山薫堂 東京会議』に届いた会議依頼。それは「東急百貨店本店 最後の屋外広告にふさわしい写真を撮ってほしい!」というもの。
UP TO WORKS
♪~『4文字以内』(にんじん)
NA+S:よび覚ませ、集中力。
CI
「“食べると集中できる”という極めて明確なベネフィットを伝えるために、全ての受験生が自分ごと化できる仕掛けをつくろう!」と、チームで企画をスタートしました。そこで村田(俊平)くんが出してくれたのが、受験生の必須アイテム「赤シート」を使ったアイデア。ラムネのパッケージのラベル部分もちょうど赤いということで、赤シートをラムネのメタファーとし……。CMでは、主人公の勉強を邪魔するスマホや、テレビや、雑音など、全ての雑念を、赤シートが消してくれて、集中にいざなっていくという物語が生まれました。
赤シートの入り方や、主体と客体の視点の取り方、そもそも何が消えて何が消えないべきか、ギミックの強いムービーに感情的な盛り上がりをどうつけるかなど、細部にわたってこだわって、7カ月かけて完成させました。
OOHでは、「集中できない状態のあるあるコピー」が、赤シートをかざすと「応援メッセージ」に変わるという謎解きゲーム的アイデアを荒木(雅)くんが出してくれて、堀田(さくら)さんともども、こちらも言葉や色の彩度など細部にこだわって完成させました。パッケージにも、メッセージが印刷されていますので、ぜひ、皆さんも懐かしの赤シートでお試しください!
(電通 クリエイティブディレクター 濱田雄史)
https://www.youtube.com/watch?v=oIbVCZh7HXo
ログイン/無料会員登録をする