揺れ動く時代の今こそ創造の原点を見つめ直す
The Original
デザインジャーナリストの土田貴宏(展覧会ディレクター)、プロダクトデザイナーの深澤直人(企画原案)、キュレーターの田代かおる(企画協力)が議論を重ねて選んだ家具やテキスタイルなど150点の「The Original」が並ぶ企画展が開催される。
ここでいう「The Original」とは、必ずしもものづくりの歴史における「始まり」ではない。確かな独創性と根源的な魅力を備えたデザインを指す。
本展では、19世紀後半以降の名作から現在進行形のプロダクトまでを幅広く展示し、その魅力を伝える写真やテキスト、選考過程や関係性を説明する資料などを通してデザインの魅力を問い直していく。会場壁面には、写真家のゴッティンガムによる展示プロダクトの写真約50点を展示。さらに一部のプロダクトは、実際の生活での使用シーンを体感できるよう、インテリアデザイナー 吉田裕美佳のスタイリングによるインスタレーションの中で紹介する。

Faye Toogood “Roly Poly”(2018, Driade)

Michele De Lucchi “Secretello”(2016, Unifor)

Ingegerd Råman “Watercaraf Set”(2017, Kimura Glass)

Enzo Mari “Formosa”(1963, Danese Milano)

Enzo Mari “16 Animali”(1959, Danese Milano)
PHOTO: “UNTITLED (THE FORMS THAT DESIGNERS FIND OUT #173-676),” 2022 ©GOTTINGHAM IMAGE COURTESY OF 21_21 DESIGN SIGHT AND STUDIO XXINGHAM
The Original | |
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3月3日~6月25日 21_21 DESIGN SIGHT[東京・港区] |