JAGDA賞2023 亀倉雄策賞は岡崎智弘・三澤遥初の2名同時受賞
第25回亀倉雄策賞/JAGDA賞2023
日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)は2月、「第25回亀倉雄策賞」「JAGDA賞2023」の結果をそれぞれ発表した。「亀倉雄策賞」は岡崎智弘、三澤遥の両氏が選出され、初の2名同時受賞となった。
「亀倉雄策賞」はJAGDA初代会長を務め、世界のデザイン界にも影響を与え続けた故・亀倉雄策の業績をたたえ、1999年創設。毎年出品作の中から、年齢やキャリアを問わず、最も輝いている作品とその制作者に授与している。今年は岡崎氏の「デザインあneo あのテーマ」(cl:日本放送協会)、三澤氏の「玉造幼稚園」(cl:玉造幼稚園/ジャクエツ)が拮抗したため、2名同時受賞という結果となった。
クリエイションギャラリーG8で受賞作品を展示する「第25回亀倉雄策賞受賞記念展」は6月13日から7月15日に開催され、のちに巡回予定。6月下旬からは、東京ミッドタウン・デザインハブで企画展「日本のグラフィックデザイン2023」も開催し、アジア圏での巡回を検討している。