
動画本編。市長になりすました主人公が『仁義なき戦い』風の広島弁で「ワシは市長じゃ」を決めゼリフに、ひったくり犯など悪事を働く市民を成敗していく様子を描く。

ポスター。当初はヤクザ映画風にしようと考えていたものの、間口が狭くなると考え直し、選挙風に。デザインは中元さんが手がけている。
1月1日、福山駅前の映画館「シネマモード」で『福山市長に1日密着してみた』(40分)の上映がスタートした。福山城築城400年を記念して制作されたこの映画は、福山市長を密着取材していた映像ディレクターが市長になりすますことになり、市民の問題を暴力的に解決していくエンターテインメント作品。SNSで公開された予告編動画が500万回以上再生されるなど話題を呼んでいる。
上映前からこれほど注目を集めたことは意外だったと話すのは監督の中元雄さん。2021年6月に福山市がPR企画を募集、中元さん馴染みの地元の映画館が短編映画の企画を応募。その後、市内の各所を巡ってプロットを検討した際、市役所が撮影場所候補だった...