SOMPOホールディングスは2022年11月に3回にわたり、日経新聞に30段広告を掲載した。2021年度に引き続き、パーパス経営に取り組む企業姿勢を社内外に伝えている。


11月11日、18日、25日に日経新聞に掲載された30段の新聞広告。
全社員が「MYパーパス」を設定
SOMPOホールディングスは2021年度から、パーパス経営へと大きく舵を切っている。これまで「安心・安全・健康のテーマパーク」というパーパスを掲げてきたが、海外支社などを含む7万人以上の役職員への浸透が課題となっていた。
そこで2022年3月から「SOMPO伝」と題し、社内外向けプロモーションを開始した。同社の社員はそれぞれ、自分の志や将来ありたい姿を「MYパーパス」として設定している。会社が目指す方向と、社員が抱く志が重なる部分を見つけることで仕事へのモチベーションをより高め、自立・自走して前向きに働くことを促してきた。
2022年3月には各社員が「MYパーパス」について考える機会を設けられるよう、役職員100人の「MYパーパス」を「未来伝記」として公開した。会社人としてではなく人間としての、原体験や生き方を約500時間かけて取材・執筆・編集を行ったもので、特設サイトや新聞広告、動画やオーディオブックなどを通じて公開。会社中心の働き方ではなく、自分中心の働き方を考えるためSOMPOの全社員に届けた。「働くことの価値」や「生きることの幸せ」のアップデートを図っている。

「SOMPO伝」の特設サイトでは、グループの役職員100人の「未来伝記」およびオーディオブックを公開。

3月に日経新聞において、全5回掲載された15段の新聞広告。

3月に公開されたスペシャルムービー。