豊かな物語を持つ日本のデザインを探す
DESIGN MUSEUM JAPAN 展
集めてつなごう 日本のデザイン
縄文時代以来、1万年以上にわたり独自の生活文化を育んできた日本。そこには、豊かな物語を持つ〈デザイン〉がある。
「DESIGN MUSEUM JAPAN」は、NHKが一線で活躍するクリエイターたちと各地に点在するさまざまなモノやコトについてリサーチし、探し出したデザインの宝物の集合体を日本の〈デザインミュージアム〉として浮かび上がらせる取り組み。
皆川明(デザイナー)や西沢立衛(建築家)、柴田文江(プロダクトデザイナー)、辻川幸一郎(映像作家)、田根剛(建築家)ら13人のクリエイターが13の地域で見つけた宝物が一堂に会し、リサーチ時の映像も上映される。
雪国の暮らしを支えた山形の緞通(だんつう)、佐渡の船大工が暮らした町並み、世界最先端の富山のスポーツウエア、岡山でつくられるプロペラの合理的な美しさなど、日常にあふれるデザインを見つけ出す視点は、毎日を喜びと驚きで満たすことにもつながる。
DESIGN MUSEUM JAPAN 展 集めてつなごう 日本のデザイン |
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開催中、12月19日まで 国立新美術館[東京・港区] |
デザインとアートの楽しさや驚きを体感
富山県美術館開館5周年記念 デザインスコープ
―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ
遠くに煌めく星々を観測できる望遠鏡(telescope)、微生物や細胞を観察できる顕微鏡(microscope)など、人間はレンズを用いた器具を使うことによって自らが認識できる世界を拡張し、新たな技術や価値観を生み出してきた。本展では「デザイン」という...