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企業の資産を活かし未来の指針を打ち出す「周年」企画のつくり方

次の50年の在り方を提示する「大それた」企画

大創産業「ダイソーれたことやる課」

2022年3月に、「DAISO」を展開する大創産業は創業50周年を迎えた。従来広告宣伝とは距離を置いていた同社だが、周年を機に次の50年の在り方を示すプロモーション“ダイソーれた1年”を展開している。

「DAISO」50周年の特設サイト。

4月13日に実施した記者発表会の様子。

“大それた”発想を実現する

企画が始まったのは2021年の12月。「矢野商店として1972年に創業した当社は、以来『世界中の人々の生活をワンプライスで豊かに変える〜感動価格、感動品質〜』という社是のもと、商品力を重視して拡大してきました。そのためこれまで広告や宣伝といったものは、あまり実施してこなかったんです。でも創業50周年のタイミングだからこそ、次の50年を見据えて当社がどんな会社になっていくのか、ステークホルダーの方々に宣言したいと思いチャレンジするに至りました」と話すのは大創産業の広報課 後藤晃一さん。

それまでもやりとりのあった大日本印刷や電通に声をかけ、オリエン時は「ただの50年の振り返りではなく、お客さまにも楽しんでいただける企画を」と話したという。

そうして提案された多数のアイデアの長所を合わせる形で実施したのが、「ダイソーれたことやる課」を軸とした企画。この「課」は、100円均一という“大それた”発想から始まった「DAISO」のアイデンティティを大切に今後も挑戦を続けていく、という同社の姿勢を示すものだ。中でも電通からは、次の50年を生きていく世代の代表として寺田心が「CDO(チーフ・ダイソーれた・オフィサー)」に就任する、という提案があった。

「当社の名前とかかっていてPR効果も狙えるし、寺田さんはまさにこれからの50年を生きていく...

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