広告・デザイン関連の各協会団体によるクリエイティブのニュースをお届けします。
全広連 地域広告大賞に「流れ星新幹線」

01 最優秀賞およびチャレンジ部門賞「流れ星新幹線」(九州旅客鉄道・西日本シティ銀行・LINE Fukuoka)。

02 優秀賞およびフィルム・オーディオ部門賞「突撃!南島原情報局【神回】」(長崎県南島原市)。
全日本広告連盟は5月11日、地域の優れた広告コミュニケーション活動を称える第1回「鈴木三郎助全広連地域広告大賞」の結果を発表した。26の広告協会および一般による147作品の中から、最優秀賞およびチャレンジ部門賞に九州旅客鉄道・西日本シティ銀行・LINE Fukuokaの3社によるプロジェクト「流れ星新幹線」(01)が選出された。
特殊な照明機材を積んだ新幹線で「流れ星」を表現した企画は、「すべての地域が今後参考にできる新しいアイデアにあふれている」として評価された。優秀賞およびフィルム・オーディオ部門賞には、長崎県南島原市によるプロモーション動画「突撃!南島原情報局【神回】」(02)が選ばれた。満島ひかりが出演する約26分のムービーで、架空の情報番組やCMを交えながら市の観光資源や特産品などを発信したもの。「圧倒的なクオリティによる今まで見たことがないような新しい表現、他の何とも違うずば抜けたオリジナリティがある」として評価された。
本賞は、昨年度まで「全広連鈴木三郎助地域キャンペーン大賞/クリエイティブ大賞」として15回にわたり開催されてきたが、2022年度から名称を「鈴木三郎助全広連地域広告大賞」と変更し、内容をリニューアルした。地域の産業・経済・文化スポーツに関する広告活動を通じて、日本各地の地域活性化に貢献した優れた広告コミュニケーション活動を顕彰することにより、地域活性化を促す。