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「失恋」テーマでBOVAグランプリ 受賞チームの3人に聞いた制作の裏側

中原小百合(電通)、細谷映麻理(OND°)、小林崇士(東北新社)

4月末に全受賞作が発表となった、ブレーン主催オンライン動画コンテスト「BOVA(ボバ)」(第9回)。一般公募部門グランプリを受賞したのは、みんなのマーケットの課題作品「落ち込みすぎな失恋ソング『失恋すると人は何も手につかない』」。制作チームがその意図を語る。

失恋エピソードと多様なサービスを連動

同棲していた彼女と別れ、抜け殻のようになった主人公。失恋で何も手につかない彼のもとに現れたのは“くらしさん”。暮らしを助ける200以上のサービスをオンラインで提供する「くらしのマーケット」を擬人化した存在だ。

トイレの電球が切れれば「出張高所電球交換」、食事さえも喉を通らないところに「出張シェフ」、悲しみのあまり床を涙で水浸しにしてしまえば「出張水漏れ修理」と、“くらしさん”が次々と生活を助けていく。そんな彼にもやがて、新たな恋に落ちる瞬間が。出社時にマンションの住人らしき女性に会釈をされ、その場に崩れ落ちる。その傍らにも、やさしく寄り添う“くらしさん”の姿があった──。

みんなのマーケットのサービス「くらしのマーケット」を使ってみたくなる動画という課題に対し、失恋で普段通りの生活がままならない人に寄り添う同サービスを表現した本作。電通のプランナー 中原小百合さんを中心としたチームが制作した。中原さんと演出・監督の細谷映麻理さん(OND°)は入社7年目で、プロデューサーである小林崇士さん(東北新社)は入社10年目。2回目のBOVAへの応募となった中原さんは「同世代と思い切り自由に制作してみたい」と考え、以前から親交のあった小林さんに相談しチームを結成した。

企画がスタートしたのは2021年11月中旬。年末に細谷さんによる演出コンテ案が出されると、年末年始に中原さんが企画をブラッシュアップしコンテが完成したのは撮影の10日前。1月中旬に撮影し、制作は1月27日の応募締め切り直前まで続いた。

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