Netflix/Netflixオリジナル実写ドラマシリーズ『ONE PIECE』「いいものつくろう。」テレビCM、OOH、新聞、Web動画
この作品の価値の根源は、尾田栄一郎先生とNetflixという、物語と映像のプロフェッショナルの妥協なき真剣勝負にあると思いました。そしてそれを成り立たせているのは、お互いのリスペクトと、いいものをつくろうという純粋な想い。だからこそ、広告ではこの共作過程とそこにある想いを純度高く届けることだけに注力しました。
UP TO WORKS
コケるって、愛でした。
「新婚さんいらっしゃい!」名物の文枝さんによる“椅子コケ”。1971年に番組がはじまって以来、文枝さんは、コケて、コケて、コケて...コケた回数なんと1万回以上!
そのはじまりは、新婚さんに向かってキツい言葉でツッコめない、そんな文枝さんの優しさからとっさに生まれた機転でした。
どんな新婚さんも、文字通り「いらっしゃい」の精神で受け入れる、文枝さんの懐の深い愛だったのです。
しょうもないエピソードも(恥ずかしい下ネタも...)、文枝さんが椅子からコケて、まみさんが優しく起こしてくれることで、アホやなぁと、みんなが笑える幸せな時間になりました。
これからも、番組名は変えずに「いらっしゃい」の精神は引き継がれます。時代が変わっても、アホやなぁと笑える、新婚さんをお迎えしていきます。
桂文枝さん、山瀬まみさん、ありがとうございました。そして本日。さいごの「いらっしゃい」、よろしくお願いします!
感謝状
桂文枝 殿 山瀬まみ 殿
おふたりは雨の日も風の日も日本全国を飛び回り、ある時には海を越えて海外でも、人生の幸福のまさに絶頂にある新婚さんたちの出逢いのきっかけやプロポーズ秘話、そして尽きることのない「のろけ話」の数々にあきれながらも耳を傾け、時には笑い、時には涙して、一万回もイスから転げ落ちながら、視聴者に「幸せのおすそわけ」と「愛と平和の素晴らしさ」を届け続けてくれたことに敬意を表して、ここに感謝状と“特製 YES NO まくら”を贈ります。
令和四年三月二十七日
番組スタッフ一同
新婚さんいらっしゃい!50年5000組の新婚さんを迎え続けた国民的長寿番組から、桂文枝さん、山瀬まみさんが、ご卒業される日の新聞広告です。朝日新聞にて、同日2種類で。全国版では、あの椅子コケがはじまった理由に触れて。大阪版では、15段がそのまま感謝状になるように。お2人への感謝の想いを届ける、お手紙になるような新聞広告を。愛情あふれる番組自体の精神までしっかり伝わるように、朝日放送のみなさん、クリエイティブスタッフ一丸となって制作しました。
(満 コピーライター 村橋満)
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