若者が全力で生きる日常を描いたポカリスエットのCM「青が舞う」篇
目指したのは特別な出来事ではなく、“日常”を描くこと。物語的な起承転結や説明のつく仕掛けになるべく頼らずに、どこまで心を動かせるか。若い世代が全力で生きる姿そのものをいかに真っすぐ瑞々しく描けるか。シンプルな狙いだからこそ奥が深くて難しい。でも広告屋としてはこれ以上ないほど純粋で幸福なお題でした。
UP TO WORKS
今日、何を話そう。
1023万人。
これは、東日本大震災以降に生まれた子どもたちの人数。
どう伝えよう。どう守ろう。
そう思ったら、まずは「3.11」と検索してみてください。
おひとりにつき被災地へ10円の寄付が届くだけでなく。
あの日を知り、知恵に変えていくきっかけにもなるから。
子どもに、未来に、残すために。
ヤフーとLINEは今年も「3.11検索」を行っています。
驚くことに、東日本大震災後に生まれた震災を知らない世代は、現在の人口の1割近く。放っておけば風化が進むのはたやすいことです。今年のYahoo!×LINEの防災啓発広告は、震災を知らない世代のために「あの日」を思い出そうというアプローチです。被害の大きかった宮城県の野蒜海岸にて、震災後に生まれた地元の女の子を被写体にしました。3.11検索での被災地へのドネーションと共に、「あの日」を語り継ぐことが、未来をつくる土台になると思います。
(HAKUHODO DESIGN チーフアートディレクター 柿崎裕生)
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