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カラリストの仕事の実情「大胆に、繊細に映像の質感を定める」

高橋直孝

ブレーンのCreative Naviのコーナーに多数登場するクリエイターたち。それぞれの職種のスペシャリストたちの、仕事の実像に迫ります。

L’espace Vision
シニアカラリスト
高橋直孝(たかはし・なおたか)

福島県出身。オフライン編集、フィニッシングを経て現在主にカラリスト。担当作に、映画『三度目の殺人』『スパゲティコード・ラブ』、テレビCMではサントリー天然水「雨あがる」篇、三井住友カード「Thinking Man」篇、サントリースピリッツ/ほろよい「ほろよい飲んでなにしよう?」篇、日本コカ・コーラ/綾鷹「桜ひらく、おいしさひらく」篇など。

大胆に、繊細に映像の質感を定める

「自分が楽しんでできる仕事に就きたい」と選んだ映像制作の仕事。2000年にポストプロダクションL’espace Visionに入社し、オフライン編集とフィニッシングを10年弱経験。当時は特にMVを担当することが多かったという。2010年からは、主にカラリストとしてCMをメインに映画作品も手がけてきた。カラリストが担う「カラーグレーディング」とは、一般的には編集やフィニッシングの後工程で、映像の明るさや色味、質感を整え、より意図する世界観へとクオリティを高めていく役割だ。カメラマンや監督から...

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