独自の世界観の背景に流れる通奏低音
平間至 写真展 すべては、音楽のおかげ
Thank you for the photographs!
タワーレコードのキャンペーン「NO MUSIC, NO LIFE.」をはじめ多くのアーティスト写真を撮影し、“音楽が聴こえてくるような躍動感あるポートレート”で新しいスタイルを打ち出した写真家・平間至。
「写真と音楽」をテーマに掲げる本展では、平間の名を世に知らしめた<MOTOR DRIVE>をはじめ、膨大なアーティストのポートレート、舞踊家・田中泯の<場踊り>を追ったシリーズ、心象風景を内省的に表現したシリーズ<光景>、さらに2015年に開業した平間写真館TOKYOで撮影された写真など約200点が「写真と音楽」の紡ぎだす世界へと誘う。
平間 至 写真展すべては、音楽のおかげ Thank you for the photographs! | |
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4月2日〜5月8日美術館「えき」KYOTO[京都・下京区] |
空間を満たす大画面と色彩にまつわる思考
カラーフィールド 色の海を泳ぐ
大きなカンヴァスに色彩を広げて「場(=フィールド)」をつくる抽象絵画の潮流「カラーフィールド」。1950年代後半から60年代にかけてアメリカを中心に発展し、のちの美術にも大きな影響を与えた。世界で最も質のいいカラーフィールド作品を所蔵するカナダの「マーヴィッシュ・コレクション」より約40点が初来日する本展では、関連作家9人に焦点をあてて1960年代以降の出色の作品を紹介する。
立体から幅5メートル超の大型絵画まで...