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エンゲージメントとファンの熱量を高める ブランド広告の表現

平手友梨奈主演、「七海」と「てち」の世界線をまたぐ小さな幸せの物語

ハーゲンダッツ ジャパン「メゾンハーゲンダッツ~8つのしあわせストーリー~」

ハーゲンダッツ ジャパンは1月7日から2月17日にかけ、ドラマシリーズ「メゾンハーゲンダッツ〜8つのしあわせストーリー〜」全8篇を公開した。平手友梨奈のファンの声に応える形で企画された本ムービーには、ファンを楽しませる仕掛けがふんだんに盛り込まれている。

「メゾンハーゲンダッツ〜8つのしあわせストーリー〜」のキービジュアル。

虚構と現実が入り交じる仕掛けの数々

「メゾンハーゲンダッツ〜8つのしあわせストーリー〜」で主演を務めたのは、以前からハーゲンダッツのテレビCMに佐藤健と共に出演していた、歌手で女優の平手友梨奈。2021年3月にハーゲンダッツ ジャパンが掲げたタグライン「ハローしあわせ。」の世界観をより深く伝えるべく企画されたシリーズだ。

「さらに、テレビCMを放映し始めてから寄せられていた“ハーゲンダッツの『てち』(平手さんの愛称)をもっと見たい”というファンの方々の声が大きな後押しに。ハーゲンダッツの世界ならではの平手さんをどう描くべきか、チームで話していきました」と、企画をしたTBWA\HAKUHODO クリエイティブディレクター 髙橋律仁さんは話す。

ドラマは主人公の大学生 湊川(みなとがわ)七海が、同じアパートに住む個性的なメンバーと共に日常のささやかな幸せを見つけていくストーリー。監督に平手さんのMVも多数手がける新宮良平さんを迎え、日常の小さな幸せを列挙するところから物語を考え始めた。その中から、ストーリーとして膨らませられそうなものや絵的に映えそうなものを監督やカメラマンとセレクトして構成した。

一方、物語の裏テーマは「世界線をまたぐ」に据えた。「もしこの世界に現役大学生の平手友梨奈が実在したらどうなるか。虚構と現実が混ざる設定にしました。フィクションの世界での七海と現実の世界での平手さん、それぞれが入り交じる仕掛けを全話の至るところに盛り込んでいます。ファンの方々ならそれを見つけて楽しんでくれるのではないかと考えました」。

たとえば成人式を間近に控えた設定(平手さんも2001年生まれの二十歳)、名古屋弁で話す七海のお母さん(平手さんも名古屋出身)、ボードに貼られたカワウソの写真(平手さんが似ていると言われている)など。1月25日には、ニッポン放送の番組『蛙亭のトノサマラジオ』とコラボレーション。番組内で、七海がハガキ職人として実際に投稿したネタが、パーソナリティである蛙亭の2人に読まれ、放送内容と完全連動する形になっている。実は七海のスマホには蛙亭のステッカーが貼ってあるなど、細かいフラグが第1話から立てられているのだった。

その他、ムービーにはカモメをモチーフにしたものが多数登場するが、これは新宮監督とファンの間での...

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