ブレーンのカバーを飾るのは、世界の先端を行くクリエイターたちの作品。「BRAIN’S BRAIN」では「Creative Addiction(クリエイティブに夢中)」をテーマに彼らが制作したビジュアルと、オフィスや仕事を紹介していきます。今回はロンドンに拠点を置くStudio Sutherl&のJim Sutherlandさんです。

Q1. 表紙のアイデアについて教えてください。
アンパサンド(=&)で脳をつくろうと考えました。私はアンパサンドの美しさと意味に夢中(で、中毒)です。「&」は、もとはラテン語で「そして」を意味する「et」の合字でした。
Q2. そのアイデアはどのように生まれましたか。
創造芸術に興味を持つ(addictionになる)ことを反映したものでした。優れたデザイナーは、さまざまなことに興味を持ち夢中になるものだと思います。それは目も耳も常にオープンな状態だということ。私のスタジオのロゴは「Sutherl&」で、プロジェクトではアンパサンドのタイポグラフィの形で遊ぶのが好きです。
Q3. 日本の広告やデザインについてどう思いますか。
私はさまざまな種類の日本のデザイン(と文化)が大好きです。特に、福田繁雄、深澤直人、原研哉、三木健、野老朝雄、田中一光などのデザインが大好きです。私は幸運にも、休暇とD&ADの仕事で、東京を2度訪れたことがあります。ロンドンにある素晴らしい「ジャパン・ハウス」にもよく足を運びます。