受験生に贈る100枚のメッセージ 関西学院大学法学部のオープンキャンパスの施策
高校生に、法学部の新しい価値を感じてもらうために。そして2日間で1万人以上が来校する場において、できるだけ多くの高校生とコミュニケーションを図るために。統一のメッセージはあえて設定せず、関学大OB、宣伝会議コピーライター養成講座OBを中心とした有志クリエイターそれぞれが、独自の視点でクリエイティブをつくり上げるという方向性を取りました。
UP TO WORKS
自主プレから始まった企画だった。HondaのF1ラストラン。Hondaという企業にとっても、F1の歴史にとっても、大きな節目となる機会。動かないわけにはいかなかった。加我(俊介)、三島(邦彦)、今井(祐介)に相談した。彼らが出してきた原稿を見て、「絶対に、実現したい」そう強く思った。越えなければいけない壁は、たくさんあった。原稿の持つエモーションが、関係者一人ひとりの心を動かしたからこそ、実現できた企画だと思う。
SNSで「ありがとうHonda」「いってらっしゃい」という声がたくさんあがるのを見て、涙が出る想いだった。広告は、時々、こんなことが起こるから辞められない。Hondaの大切な瞬間に関われた、本当に幸福な仕事だった。
((つづく)東畑幸多)
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