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30周年記念「あの冬」にまた会えるコピーたち

JR東日本「JR SKISKI」2021-2022

名作コピーを多数生み出してきたJR東日本の「JR SKISKI」キャンペーンが30周年を迎えた。2021年12月から、主要駅構内で歴代コピーを主役としたB 全ポスター19種を掲出している。

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4 2017年には映画『私をスキーに連れてって』公開30周年記念でコラボ。

歴代のコピー(1991-2020)を主役にしたポスター。

歴代CMの印象的なシーンをイラストに

「雪男。雪女。」(1991)、「愛に雪、恋を白。」(1998)、「ぜんぶ雪のせいだ。」(2013)──各世代で印象的なクリエイティブを生み出してきた「JR SKISKI」キャンペーンの始まりは、1991年までさかのぼる。毎年展開していたが、1998年を最後に宣伝の規模や手法を見直した。2000年代は2006年のみ実施し、再開したのは2012年のこと。東日本大震災の復興支援になればと、その後現在まで毎年続いている。

歴代のコピーは一倉宏さん(1998)、白石大介さん(1995・1996/博報堂)のほか、ジェイアール東日本企画の武藤庄八さん(1991-1994)、吉田明生さん(1997)、大野健さん(2006)、山口広輝さん(2012-2021)らが担当してきた。

30周年を迎えた今シーズンのコピーは「あの冬が、呼んでいる。」。2012年からコピーを手がけてきた、ジェイアール東日本企画 クリエイティブディレクター/コピーライター 山口広輝さんが担当した。「過去のテレビCMやコピーに触れると、誰もがキラキラした冬の思い出が蘇ってくる──そういうパワーを持っているのが『JR SKISKI』。30周年にあたり、見た人それぞれの心に残っている“あの冬”を重ね合わせてほしい、という思いを込めています」。

JR東日本の主要駅構内に掲出された、歴代コピーのポスターは19種類(うち1種類は赤城乳業のキャラクター「ガリ子ちゃん」とのコラボによるレア版)。タイアップ楽曲や主役を演じるキャストの存在が鮮烈な印象を残してきたキャンペーンだが、グラフィックではコピーを主役に。コピーに添えられたイラストは、当時のテレビCMの一場面を想起させる。

「ポスターの制作にあたって...

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