約180人が東急百貨店マークを人文字で再現した、東急百貨店本店最後の屋外広告
東急百貨店本店から、BSフジの番組『小山薫堂 東京会議』に届いた会議依頼。それは「東急百貨店本店 最後の屋外広告にふさわしい写真を撮ってほしい!」というもの。
UP TO WORKS
19世紀の英国女王は、アフリカでの慈善事業に熱心でしたが、足元のロンドンには路上生活者が溢れていました。その状態を「望遠鏡的博愛」と風刺されました。現在、いわゆるSDGs的目標を掲げる企業が増えています。さまざまな取り組みがありますが、その多くもまた「望遠鏡的」にも映ります。本当に大切なのは「目の前」の困っている人、悲しむ人を救うためのアクションではないでしょうか。
企画するにあたり、数十年分のポーラ社内報に目を通しました。そこには、まさに「目の前」の課題に、地道に意欲的に取り組む人やお店が紹介されていました。「目の前」を変えたい、救いたい。アクションの起点となった個人の願いが、多くの人に伝わるように。温かみのあるイラストで、有機的なモーションで、何よりも敬意をもって、体温を感じるクリエイティブを目指しました。
(ライトパブリシティ コピーライター 山根哲也)
https://www.pola.co.jp/wecaremore/menomae/
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