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明治・大正・昭和を生きた図案の開拓者
杉浦非水 時代をひらくデザイン
日本におけるモダンデザインのパイオニアとして知られる杉浦非水。東京美術学校で日本画を学び、在学中に黒田清輝がもたらしたアール・ヌーヴォー様式の図案に魅せられ、「図案家」としての道を歩み始める。
卒業後は、27年にわたり三越呉服店でポスターやPR誌の表紙などさまざまなデザインを担当。三越以外にも商業デザインや装丁、雑誌の表紙などを手がけ、46歳でヨーロッパ進学を果たしたのちには大蔵省専売局でデザイナーとして活躍した。
企業ポスターや装丁、パッケージデザイン、図案集など、宣伝の枠を超えた活動による作品は、グラフィックデザインの原点ともいえる。本展では、東京美術学校時代から晩年のデザインまで約300点を展示し、杉浦の足跡をたどるとともに近代日本のデザイン史に刻まれた意義を振り返る。
杉浦非水 時代をひらくデザイン | |
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(前期)開催中、10月10日まで(後期)10月12日~11月14日 たばこと塩の博物館[東京・墨田区] |
岡康道の軌跡を言葉と映像でたどる
Oka Yasumichi 1956-2020 His walks/words/works
2020年7月...