新聞広告賞
日本新聞協会は9月1日、優れた新聞広告を称える第41回「新聞広告賞」の結果を発表した。大賞を受賞したのは、第一生命保険「42.195kmの自粛の先へ。」(全15段)のシリーズ広告。2020年10月から2021年3月にかけて、読売新聞や地方紙など22紙に掲載した。企画制作は博報堂、博報堂プロダクツ、アドソルト。
第一生命では長年、全国の市民マラソン大会を応援してきたが、新型コロナの影響で開催中止が相次いだ。そこで、開催予定だった当日、その地域の新聞に出稿していくという応援活動を実施した。
グラフィックの上部には大会の記念Tシャツ、下部は各大会のマラソンコースの象徴的なポイントをランナー目線で撮影した写真を配置するという共通のフォーマットとなっている。開催を待ち望むランナーの心情を表したキャッチフレーズとともに共感を呼んだ。たとえば2020年10月18日に千葉県で開催が予定されていた「ちばアクアラインマラソン」では、同日発行の千葉日報に「また、海を走りたい。」というコピーを用いた広告を出稿した。
このほか、広告主部門で「新聞広告賞」を...