「感じるブックジャケット 2011-2021」展
『ブレーン』本誌で2011年から連載中の企画「感じるブックジャケット」。竹尾が扱うさまざまな質感のファインペーパーを使用し、多彩な印刷加工技術を掛け合わせることで、触って感じる新しいブックジャケットを提案。完成したブックジャケットの実物を本誌に綴じ込むという企画だ。今年で開始から丸10年を迎えるにあたり、竹尾 見本帖本店(東京・千代田区)では9月10日から「感じるブックジャケット 2011-2021」展を開催。これまで56組のクリエイターが参加し制作された、文庫本サイズのブックジャケットが一堂に会する。
紙の特性や、質感、本のカバーとしての機能などから着想されたひとつとして同じものがないコンセプトとデザインの妙、印刷・加工によって引き出されたファインペーパーの魅力を楽しむことができる。会期は10月29日までで、オンライントークイベントも開催予定。本展のフライヤーは、2020年に本企画に参加した田中せりさん(電通)が手がけた。これまで本企画に参加した...