ブレーンのカバーを飾るのは、世界の先端を行くクリエイターたちの作品。「BRAIN’S BRAIN」では「Creative Addiction(クリエイティブに夢中)」をテーマに彼らが制作したビジュアルと、オフィスや仕事を紹介していきます。今回はドイツに拠点を置くStudio Sowiesoです。
Q1.表紙のアイデアについて教えてください。
Instagramは多くのインスピレーションを得られる場所ですが、他の人と自分を比較してしまうこともあり、それはとても不健康なことです。そのためInstagram印の薬は、それに伴う中毒のリスクを象徴しています。錠剤はCinema 4Dで作成し、タイポグラフィはIllustratorでカスタマイズ、その後Photoshopで再構築しました。
Q2.そのアイデアはどのように生まれましたか。
私は1日に約2時間、ニュースフィードをスクロールしています。それは多くのインスピレーションを与えてくれますが、その反面、時にはとても不愉快な気分にさせられることも。この気持ちを反映させたいと思い、薬をメタファーとして選びました。薬にも同じような効果があるからです。
Q3.日本の広告やデザインについてどう思いますか。
上品さと派手さが混在していると思います。日本で発明されたリソグラフィープリンターの技術に惚れ込み、今年「RISOGRAPH MZ770」を手に入れました。