BOVA2023 一次審査員からのアドバイス(プランナー篇)
初めて制作したMVがJUJUさんの『いいわけ』でした。JUJUさんのMVは本人の歌唱姿ではなく、楽曲の魅力を映像表現で伝えるものが多いので、幸い広告的な考え方でつくることができました。
BOVA
今回で8回目の開催を迎えた「Brain Online Video Award(BOVA)」の受賞作品が決定しました。 一般部門192作品、広告主部門150作品、計342作品と過去最高の応募数の中から選ばれた入賞作品を発表します。受賞作品・ファイナリスト作品の動画は、公式サイトでご覧いただけます。
IDEA:コロナ禍、緊急事態宣言が明けた2020年6月から11月末までの販売数を公開することで、人が買い物に求める希望を描いた。販売数を1枚のレシートにレイアウトし、動画ではその一つひとつの項目が連想できるような情景を描いていきました。普段、気にすることのないレシートが、動画の最初と最後でちょっと見え方が変わるような動画を目指しました。
受賞コメント:2020年。チームで直接会えない日々の中、画面越しに百貨店のことを何度も話し合いました。みんなが納得できたのは、必要最低限の、次のもの。きらびやかなもの、うるおいのあるものだって、人は欲しいということ。無機質なレシートに記された数字に感情移入できたのは、携わった全員が、この時代の当事者としての実感を込めることができたからだと思います。
(フロンテッジ シニアクリエイティブディレクター/コピーライター 上島史朗)
IDEA:「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げ、スモールビジネス支援を行うfreeeが2020年に開催した「スモールビジネス STORY AWARD 2020」。アワードで最優秀賞を受賞した「Kai's Kitchen」オーナー 甲斐昂成さんをモデルにして制作した短編映画。スモールビジネスは、オーナーの想いが込められたアイデアであり、メッセージであり、生き方そのもの。そんなスモールビジネスの持つストーリーを、音楽と共に10分の映画として表現しました。
受賞コメント:「ムカチノカチカ」は、“スモールビジネスで、あなたの生き方が広がる”をテーマに開催した「スモールビジネス映画祭」で上映した短編映画。ワクワクできる何かを見つけたくなる、新しい挑戦がしたくなる。このストーリーが、誰かの人生を広げるきっかけになると嬉しいです。制作に関わってくださった、スモールビジネスオーナー、freeeユーザーの皆さんの、スキルや情熱が集まってできました。光栄な賞をありがとうございます。
(freee brand studio ブランドプロデューサー 浅井有美)