広告・デザイン関連の各協会団体によるクリエイティブのニュースをお届けします。
「大阪広告協会賞」「やってみなはれ佐治敬三賞」発表

「#イマデキ」実行委員会のテレビCM 「みんなの#イマデキ」篇。

第54回「やってみなはれ佐治敬三賞」を受賞した 電通 関西支社 プランナー/コピーライター 小堀友樹氏。
大阪広告協会は3月30日、第64回「大阪広告協会賞」と「大阪広告協会賞特別賞」を発表した。それぞれソフトウェア開発会社のSky、在阪メディアや企業・団体を中心にコロナ下で立ち上がった「#イマデキ」実行委員会が受賞している。贈賞式は5月25日に開催される大阪広告協会第73回定時社員総会(リーガロイヤルホテル)にて実施予定だ。
藤原竜也の広告などでおなじみのSkyの受賞理由には、「多彩な広告活動により、ナショナルブランドとして新たな領域への拡大を続けるマーケティング力」が挙げられている。
また、「#イマデキ」は2020年3月、コロナ下でポジティブなメッセージを発信する空気づくりをしようと関西エリアで立ち上がった。在阪テレビ・ラジオ局、関西に所縁のある企業、大阪観光局や大阪商工会議所などの団体計80以上がパートナーとして参画した。
「今だからできることを見つけた人や新しいことにトライする人を応援するため、そして心に響く新しいメッセージを届けるためのチャレンジにより、大阪から多くの元気が発信された」ことが評価された。
また第54回「やってみなはれ佐治敬三賞」には電通 関西支社 プランナー/コピーライター 小堀友樹氏が選出された。同賞は広告文化の新しい時代を切り拓くチャレンジ精神あふれる作品を制作したクリエイターを顕彰するもので、小堀氏は「応募作全てに作品の視点・広がり・深さのセンスが際立っていた」ことが受賞理由となった。
応募作は宇治市、田辺三菱製薬、滋賀県、大日本除虫菊など。