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企業の意志を伝える ブランデッドコンテンツ

利用者のエピソードをもとにつくられたストーリー

武蔵境自動車教習所「たまみとおじいちゃん」

武蔵境自動車教習所(武蔵野市)は12月19日、同社初のブランドムービー「たまみとおじいちゃん」を公開した。免許を返納することになった車好きのおじいちゃんと、孫のたまみ。おじいちゃんが大事にしていた車を今度は自分が運転すべく、たまみは武蔵境自動車教習所を訪れる。

武蔵境自動車教習所のブランドムービー「たまみとおじいちゃん」。

「数少ない1回」に選ばれるために

「自動車教習所は、何度もさまざまな所を利用し、比較してもらえるものではありません。初めて訪れた教習所が、その方のスタンダードになります。当社では『教官』を『インストラクター』、『教習生』を『お客さま』と呼ぶなど、誠意を込めたサービスを特長としてきました。企業の姿勢を伝え、数少ない1回に当社を選んでいただきたいという思いから、動画をつくりたいと考えました」と話すのは、武蔵境自動車教習所 営業部課長 山上沙和子さんだ。自動車教習所の広告といえば、看板やチラシなど似通ったものが多い。差別化のためにも、新たな手法にチャレンジしてみたいと感じていたという。

ブランドムービーの制作を提案した千代田ラフトの監督 小室崇さんは、「これまで武蔵境自動車教習所さんとはサービス訴求を目的に、アニメーションの動画をつくってきました。でもブランドムービーであれば、その良さがより伝わるのではと考え、制作を提案。お客さまだけではなく、社員の方々の士気を上げられるような動画を、と考えていきました」と...

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