バーチャル撮影の舞台裏を公開 「裏方」という存在価値を表現
信金中央金庫は9月、俳優の坂口健太郎が支配人を演じるドラマ仕立てのWebムービー「SHINKIN Biz Room」(全5話)を公開した。最終話では撮影の裏側を公開し、“縁の下の力持ち”とされる信金中央金庫の存在価値を伝えている。
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オープンハウスは1月8日、新CMシリーズを放映開始した。妻と座敷童子、そして夫の不思議な関係性が描かれる。
CMの主人公は、戸建てが欲しい妻(戸田恵梨香)。一方、夫(角田晃広)は「無理でしょ……」と悲観的だ。そこに、「わかる。」「俺も広いとこ、住みたいしさあ」と突然現れたのは、座敷童子(松田翔太)。夫の目にはなぜか見えていないらしいその存在は、戸建てに興味津々だ。「一緒に叶えない?戸建て。」と妻をそそのかす。そうして妻と座敷童子との奇妙な“共犯”関係が始まる様子を描いたのが、「登場」篇だ。
オープンハウスの前CMシリーズに続き企画を担当した博報堂 クリエイティブディレクター/CMプラナー 吉兼啓介さんは「前シリーズと同じチームで制作にあたりました。制作上でのチームでの決めごとは、オープンハウスの勢いを示すようなインパクトを生むこと、家を持つことへの夢や希望を語ること、他の不動産会社の広告とは一線を画したものをつくることです」と話す。
前シリーズは、長瀬智也演じる小学生が無邪気に戸建てを持つ「夢」を語る姿が特徴だったが、「今回はそこから一歩商品に歩み寄ったところで企画をした」と、吉兼さん。妻を主役にしたのもそのためだ。「家庭で決定権を持っているのは、やっぱり妻だと自分の実感としても思うんです。これまでのブランド広告から、不動産という商品に近づけて、実需層の方々に届くCMにすることを考えて企画しました」。
戸建てが欲しい妻に対し、あきらめ気味の夫。鍵を握るのはやはり座敷童子だ。「実は以前から、“家”に近い存在として座敷童子の案は考えていて。家が欲しい人にとっての心の支えとなり後押しをしてくれる、相棒のような存在として描けたらと思っていました」。
本来幼い子どもの姿で描かれることが多い座敷童子だが、松田さんが演じる姿はスタイリッシュでどこか色気が漂う。「座敷童子像は...