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1年を振り返り、新たな人類の物語を想像し、再生する

Netflix/年末年始ブランドキャンペーン「再生のはじまり」「想像と再生」

Netflixは2020年の年末から2021年の正月にかけて「再生」をキーワードにしたキャンペーンを展開した。年末には「再生のはじまり」をテーマにテレビCMやOOH、新聞広告を展開。そして、元旦には「想像と再生」を掲げるテレビCMのオンエアを開始し、全60段の新聞広告を掲載した。

大みそかに朝日新聞、読売新聞に掲載した30段広告。

年越しで終わらない、Netflixの決意表明

世界が未曾有の事態に混迷を極めた2020年。CMの言葉を借りれば、「まるで世界のすべてが止まってしまうようだった」。それでも、再生ボタンを押せば映画が始まるように、暗い夜は明け、朝が訪れる。そんなことを告げるような朝焼けのビジュアルと「再生のはじまり」というコピー。これは、2020年末にNetflixが展開した広告だ。そして、年が明けると同時に、「想像と再生」を掲げ、数々のオリジナルコンテンツのメイキングムービーを使ったCMを放送。2021年も世界中のクリエイターとともに人々の背中を押し、想像力を刺激する映像作品を生み出し続けていくことを決意表明した。

「年末から年始にかけて、何か連続性のあるコミュニケーションができないかと考えていました」と電通 クリエーティブディレクター 加我俊介さん。「年末年始にメッセージ発信する企業はたくさんあります。ただ“年越し”でそのコミュニケーションがリセットされてしまう感覚も。世界に日々生まれる新しいアイデアや価値観の“希望の萌芽”がある。現在としっかり向き合い、その上で2021年を前向きに走り出す。そんなキャンペーンを年を跨いで、ひとつのキーワードを軸に展開できないかと」。そうして浮かび上がったキーワードが「再生」だ。

電通 コピーライター 三島邦彦さんは、「9月にスタートしたグローバルブランドキャンペーン『We’re only one story away.』の和訳は『ひとりじゃない、世界がある。』。実はもうひとつの候補に最後まで残っていたのが...

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