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心に残ったプレゼン術

新しさと長期的にブランドを育てる企画力が決め手

岸 智子(ジュピターテレコム)



「スマホのお金が浮いたから、サンドバッグを買いました。料金ず~っとキュ~ッパ!」。軽快な音楽に乗せて、吉高由里子さんが家の中で楽しげにサンドバッグを打つ姿が印象的なJ:COMモバイルのテレビCMが、2020年11月から放送されている。

J:COMといえば、テレビ、ネット、電話といった3サービスが広く知られている。そんな同社だが、モバイル商品を9月にリニューアル。これを機に、認知度向上を目指し、テレビへの出稿を決めた。ジュピターテレコム プロモーション戦略部の岸智子さんは、「これまではJ:COMの既存ユーザーがメインのお客さまでしたが、J:COMの加入有無にかかわらず誰でも入ることができるサービスだということを伝えたいと考えました」と話す。

コンペは既存の広告会社も含め数社で実施された。「サービスの認知度を高め、20~40代のメインターゲットがモバイルを買い替えるときの選択肢に入れてもらうことをゴールにしたい」という想いを伝え、採択の基準は「一新感」と「モバイルの魅力が視聴者にシンプルに伝わるか」に絞った。

また、CM案もだが、戦略面が最も重要な要素だったと岸さんは話す。「長期的にブランドを育てていくにはどうすべきか、議論ができたのがとても大きかったです。訴求を最大化するためのメディアプランや、ローンチ時だけでなく長期目線で段階的に展開をしていく考え方など、トータルの...

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