2020年に35周年を迎えた、南日本酪農協同が販売する乳酸菌飲料「ヨーグルッペ」。同商品がモチーフのゲーム「ヨーグルッペトレジャー」が2020年9月に公開された。電通九州 湯治健富さんは、「SNS上では『おはヨーグルッペ』『ヨーグルッペ飲むっぺ』など、くだらないけれど面白い、ポジティブな投稿が多いヨーグルッペ。このファンの方たちに楽しんでもらい、その輪を広げる企画ができればと考えました。そうして思いついたのが、本社のある宮崎県の形をモチーフにした世界が舞台のゲームキャンペーンです」と話す。
コンセプトは「PLAY ヨーグルッペ」。ゲームは歩き回って宝箱を探すだけのシンプルな設定に。一方で、世界観は徹底的につくり込んだ。イメージしたのは、ヨーグルッペが誕生した1980年代のゲーム。広大な宮崎県の山、川、建造物を忠実にドット化。面積にして...