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オンラインの操縦体験を通じて 建機をもっと身近な存在に

テー・オー・ダブリュー

「建機をもっと身近に感じてほしい」という住友建機の要望に対してオンラインイベントの動画化という手法でアプローチしたのは、ブランドの体験デザインを手がけるテー・オー・ダブリューだ。

子どもの頃の憧れをもう一度

テー・オー・ダブリューは今回、8人の子どもを対象に「建機を操縦しよう!オンライン建機チャレンジ」を開催。建機の基本情報をクイズ形式で学ぶLESSON1と、リモートで建機を操縦するLESSON2の二部構成だ。制作チームの一部が実際に建機がある千葉県の工場に出向き、現地と子どもたちとをZoomでつないで実施した。

テー・オー・ダブリューのプロデューサー 松井一生さんは、「僕自身の子どもの頃を思い出すと、建機はカッコいい憧れのものでした。そんな存在を子どもたちにより身近に感じてもらうために、疑似的に操縦する機会を設けてあげたいと考えました」と話す。カメラは建機の運転席と、それが動く様子をとらえる離れた場所とに2台設置。運転席からの映像を活用し、LESSON2では、建機を操縦して土の中から宝箱を探し出すゲームにチャレンジした。建機のアームが子どもたちの「右!左!」という声によって動くしくみだ。

「子どもたちが盛り上がってくれるかなという心配はありました。でもリアルのイベントと根幹は同じですね。場が温まるにつれ、みんな非常に積極的に参加してくれました。声のみで参加する『けんきくん』という進行役のキャラクターを設けたのも、効果があったと思います」と、同社のプランナー 横井ゆきさん。

イベントは子ども向けのものだった一方で、動画の視聴者として想定しているのは大人だ。「子どもの頃に建機に抱いたようなワクワクする気持ちを思い出しながら見ていただけたらと思います。遠隔操作をする部分が引きになると考え、そこがより際立つような編集、デザイン、BGMにしました」(松井さん)。

今回制作した動画は、住友建機が定期的に開催する「レゴ教室」でも公開が予定されている。「当社の強みは、リアルイベントやWeb・デジタル、PR・コンテンツ製作などの得意領域を活かした、統合的な体験のプロデュース力。コロナ下の時流に合わせ、たくさんのオンラインでの体験づくりに注力してきた経験が今回に活きたのでは。当社の特性や経験を活かした企画が実現できたと思います」(横井さん)。



テー・オー・ダブリュー
人が思わず手や足や目を留めてしまうような体験を設計し、ココロとカラダのリアクションを生み出す。人の意識や行動の変化をデザインし、商品・ブランドの課題解決に繋げる。TOWは、イベントをコアに最適なブランド体験をデザインする会社です。

  • 企画制作/テー・オー・ダブリュー+Roy Hobbs
  • 映像Pr/松井一生
  • 企画/横井ゆき
  • 演出/猪瀬広行
  • PM/山﨑一輝

クリエイティブリレーで制作されたムービーは、住友建機のYouTube公式チャンネルで随時公開されます。

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