IDEA AND CREATIVITY
クリエイティブの専門メディア

           

制作環境の変化で拡大するキャラクター活用

都会派ブランドのアウトドア進出を後押しする「クマチューバー」

コンバースジャパン/CONVERSE CAMPING SUPPLY

コンバースジャパンが8月21日に発売した、キャンプなどアウトドアでの着用にフォーカスした新ライン、「CONVERSE CAMPING SUPPLY」。このラインのキャラクターとして登場したのが「クマチューバ― 」の「ホッシー」だ。

「アンバサダー」の役目

「ホッシー」の動画は、YouTubeで8月13日から3本公開されている。実物のクマに近い風貌ながら、熊撃退スプレーにまんまとやられてしまったりと、なんとも情けなくて憎めない性格がうかがえる。

コンバースのシーズンコミュニケーションを2017年頃から担当するのは、SIX クリエーティブディレクター 坪井卓さん、博報堂のアートディレクター 長島慎さん、橋本暦さん、Headlightプロデューサー重村洋佑さん、コスモ・コミュニケーションズプロデューサー 高橋弘樹さんらのチームだ。

今回の企画の発端を坪井さんは「都会的なイメージのコンバースでは珍しく『キャンプ』がテーマのラインが発足するとお話をいただきました。スポーツブランドではプロモーションにアスリートを起用するのが常ですが、今回はキャンプなので、代わりに『クマ』にアンバサダーの役を担ってもらおう、と。新ラインの初年度なので、小売り・流通の方々の期待感を高められるよう、インパクトも重視しました」と話す。

「コンバースの持つイメージは『やんちゃ』『自由』『クリエイティブ』...

あと60%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

制作環境の変化で拡大するキャラクター活用 の記事一覧

Withコロナ時代の広告制作 キャラクター活用10のポイント
元女子高生AIはどのように生まれ何を目指すのか
コミュニケーションの可能性を広げるバーチャルヒューマン
キャラクターコラボでも「商品起点」は変わらない
企業コラボの基本はファンに応援されるキャラクター表現
「とっくにネタは尽きた」それでも面白さを追求し 8年続くCMに
擬人化案を公募 ポップカルチャーの未来の担い手を応援する
都会派ブランドのアウトドア進出を後押しする「クマチューバー」(この記事です)
「灯そう。」を体現したコールマン初のブランドキャラクター
「14歳」のパッチョ 息の長さの秘訣とその悩み
「キウイ」を人気者に変えた売り場起点のコミュニケーション
ブレーンTopへ戻る