気になるあのCMの演出やキャスティングについて、ディレクターにインタビュー。今月は、バスの車内を舞台に描いた、はくばくのもち麦のCM。もち麦を食べたいあまり恍惚とした表情になる、主人公の女性が印象的だ。
もち麦を片手にバスの車内で歌って踊る
とあるバスの車内。主人公の前席に座る2人の女性が突然、♪もち麦~もちもち~と「もち麦」を手に歌いだす。それにつられて他の乗客たちも「もち麦」を手に歌い、踊り始める。曲が盛り上がるにつれて、主人公の気持ちは高まり、ついにはバスを降りて、スーパーでもち麦を手にする。
演出を担当したTYO SPARKディレクター吉村瞳さんは「依頼を受けた当初から、バスの中でパッケージを掲げて歌うことは決まっていました。真剣に考えた上で決まった企画ですが、よく考えてみると不思議な状況。この違和感のある真面目さを突き詰めることで、面白い映像にしてみませんかと提案しました」と話す。
力を入れたのは...