ベビー用品の企画・販売やコミュニティ事業を行うオヤモコモ。代表の山下千春さん自身の子育て経験やコミュニティ事業で培った多くの母親のニーズをもとにしたベビー用品を展開する。今後は、商品のユーザーとともに、コミュニティ事業を加速させたいと語る。

赤ちゃんを寝かせられるマザーズバッグ「ネドコBAG」。

離乳期の子どもにあわせてつくられた食器「SUSURU」。

全国のユーザーと協力したコミュニティ事業も開始予定だ。
母親の孤立を救いたい
イギリスへの留学経験を持つ山下千春さん。結婚後、自宅で英語教室を開業し、数年後には3人の子育てと両立するようになった。しかし、“母でいること”のストレスや不安にも悩み、「母親が孤立せず自己実現するための場が必要だ」という思いから、2012年にコミュニティスペース「オヤモコモ」をオープンした。
母親のニーズをもとに商品開発
ハンドメイド品の販売や子育て講座などを実施するも収益につながらず苦しい時期が続いたが...