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ショベルカーの動きをブレイクダンスで表現

普段、工事現場でしか見ないショベルカー。それをより身近に感じてもらうべくフラッグが制作したのは、ショベルカーの動きをブレイクダンスで表現した動画だ。

動画の絵コンテ

擬人化で親しみを演出

砂地でブレイクダンスをするダンサー。一見アーティストのPVのようだが、最後のヘッドスピンのシーンでダンサーの足に重なるように回るのは、住友建機のショベルカーだ。モノクロの世界の中で車体の黄色を際立たせ、シンプルに力強く描いたのはフラッグ コンテンツ制作部 ディレクター 世継夏南さんだ。

オリエンは「お堅いイメージのある住友建機に、より親しみをもってもらいたい」という内容だった。油圧ショベルや道路機械などを扱う住友建機だが、製品については特に指定はなかったという。それを受け、フラッグでは社内から4案をプレゼン。そのうち特に好評だったのが、今回の世継さんの企画だった。

「主に土を掘る際に活躍するショベルカーを擬人化したら、より親しみを感じてもらえるのでは、と考えました。小回りが利き、360º旋回ができるモデルもあるショベルカーは、高校生の時ダンス部の同級生が練習していたブレイクダンスを想起させます。そのためダンスでショベルカーを表現する、という方向で企画を進めました」。

元々20~30代のダンサーを起用する予定だったが、プロデューサーの提案から、より若い世代も含め探すことに。そこで出会ったのが、Bboy TSUKKIの名で知られる13歳のダンサー 飯沼月光さんだった。世継さんは「飯沼さんがもつ沢山の可能性と、住友建機さんの今後の可能性を重ね合わせて描けたら、と考え依頼しました。撮影当日には、こちらが事前に考えた技の構成案に加え、その場で提案もしてくださって。想定よりスムーズに撮影が進みました」と振り返る。

撮影後の編集は、「短い時間でテンポよく見せることが難しかったですね。社内の試写の際に間延びしていると指摘を受け、より短く改善しています」と話す。これまでは女性向けの商材を多く担当し、優しい世界観を描くことが多かったため、今回のような演出は初挑戦となったという。

映像は後半にかけて、ダンスの臨場感が高まっていく。しかし30秒のうちラストの2秒にしかショベルカーが出てこない。「映像の大半を、ショベルカーそのものではなくブレイクダンスが占める企画が実現できたのは、今回の枠組みだからこそ。今後もさらに企画の幅を広げていきたいです」。

クリエイティブリレーで、制作されたムービーは、住友建機のYouTube公式チャンネルで随時公開されます。

フラッグ
映像制作やライブ配信、Web制作などを手がけるプロダクションであり、オンラインPRやソーシャルメディアマーケティング、インターネット広告を手がけるデジタルエージェンシー。東京、名古屋、大阪、広島、松山、沖縄、ロサンゼルスに拠点を構え、全社で「企画」から「制作」、「宣伝」までコンテンツに関するサービスをワンストップで展開。その他、映画ライセンス・出資事業やスポーツビジネス開発事業、教育事業も行う。

BBOY TSUKKI(ダンサー)

2006年9月11日生まれ。大阪在住。兄の影響で7歳からブレイクダンスを始める。9歳の時、フランスで行われた"Marseille battle Pro"に、日本代表として出場。その他、数々の世界大会で優勝。

西川元基(カメラマン)

1991年愛知県生まれ。2011年に渡英。帰国後はスタジオに勤務し、2013年には田島一成氏に師事。2016年に独立後、フォトグラファー、ムービーカメラマンとして幅広いジャンルで活躍を広げている。2020年よりmild incに参加。
  • 企画制作/フラッグ
  • 企画+演出+編集/世継夏南
  • PR+NA/中田陽平
  • PM/大竹麻莉子
  • 撮影/西川元基
  • CG/山中心平
  • HM/片桐加奈
  • 出演/飯沼月光(Bboy TSUKKI)

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