休館中のピューロランドの活動をそのままドキュメントする
2月22日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、東京・多摩センターにあるサンリオピューロランド(以下 ピューロランド)は臨時休館に入った。それから1ヶ月後に公式YouTubeで、2本の動画が公開された。
#今できること 企業・クリエイターの次へとつなげるアクション
新型コロナウイルスの影響で延期になったプロ野球公式戦の開幕。多くのファンが待ちわびる中、3月20日に公開されたのがスポーツナビ(以下、スポナビ)のアプリ「スポナビ野球速報」のCMだ。無人のスタジアムで開幕に向けて淡々と準備する球場スタッフや誰もいないスタンドやロッカー。私立恵比寿中学の柏木ひなたさんのナレーションで映像は進み、最後に映し出されるのは「待ってるぞ。プロ野球」というコピーだ。
NA:2020年、こんな春の訪れを誰が想像しただろう。
桜のつぼみが開く頃、この国のあちこちで
一斉に鳴り響くはずの歓声もトランペットの音色も
まだ誰の耳にも届かない。
けど、下なんか向くなよ。
9年前のあのときだってそうだった。
長く待った分、その日を迎える喜びは格別だったじゃないか。
あきれるほど通い詰めたこの場所で、
汗垂らして、ため息ついて、声張り上げて。
そんなどうしようもなく平凡で、最高な日々が戻ってくるその日まで、
待ってるぞ。プロ野球
見せてくれ、プロとして戦い続けることの尊さを。
「当初はまったく方向性の異なるメッセージでした」と、クリエイティブディレクターと演出を務めた渡辺潤平さん...