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SkyDrive リブランディングプロジェクト

空飛ぶ車を開発するSkyDriveは2月5日、CI、キャッチコピー、コーポレートサイトのリニューアルを発表した。2018年創業、「これまで広告界と出会っていなかった」という同社のリブランディングを手がけたのは、アートディレクター 森本千絵さんと、コピーライター 佐倉康彦さん。さて、企画はどんなふうに進んだ?

SkyDriveのCI。左端のマークは、プロペラのローターと社名の「S」を組み合わせた。

SkyDriveを象徴するペンギンのアイコン。背伸びした足がポイント。

海外進出時のために英語版コピーも用意。

リニューアルしたWebサイト。

新しいビジネスにクリエイティブで投資する

──そもそもこの企画はどのようにして始まったんですか?

森本:私が主宰するgoen°のビジネスプロデューサー 古賀剛の紹介で福澤知浩社長にお会いしました。SkyDriveのように、夢を持って新しい技術を開発している企業って世の中に沢山あるんです。でも広告界がまだその人たちに開拓されていない。福澤社長も、広告というと、既にメジャーな企業や商品がするものだと思っていたようでした。私たちのようなアートディレクターやコピーライターが、企業のビジョンづくりや、インナーブランディングなどの機能を持つということが知られていなくて。そこで、お見合いのように、私たちの普段の仕事をご紹介しました。

すると、どれもこれも「どひゃー!」という感じで驚いてくださって(笑)。「こんなこともできたのか」と。そこで、「これまで自分たちがやろうやろうと思っていてもできなかったこと」として、「SkyDriveが言いたいこと、やりたいこと、目指したいものを形にしたいんです」と相談を受けました。

そのあと、会社にお招きいただいて、車を開発する工場などを一通り見学しました。記録用にスマートフォンで写真を撮っていると、これまた撮影の仕方にも「どひゃー!」と(笑)。私たちからしたら「空飛ぶ車」の方に驚きっぱなしなのですが、福澤社長は私たちの仕事ひとつをとっても、興味津々で。そんな社長の熱意、天才的な素直さにすっかり惹かれてしまい、「私たちはお金では投資は出来ないけれど、クリエイティブで投資しよう」と決めました。何より、誰かが手掛ける前に、自分がやりたいって思ったんです。

佐倉:僕が参加したのは、確かこのくらいのタイミングからでした。2019年の8月、9月あたり、森本さんから「空飛ぶ車の会社があるんだけど」って連絡がきたんです。元々森本さんとはいくつかの案件を一緒にやっていて連携も取れていたので、ぜひと …

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