
3階のリビングのようなスペース。フリーアドレス制で、好きな場所で仕事ができる。
クリエイティブエージェンシー カクシンは、南青山の閑静な住宅街にオフィスを構える。3階建てのビルの1階と3階の2フロアで、入居時にリノベーションし、社内のアートディレクターが中心となりデザインした。クリエイティブディレクター/代表取締役 太田高揚さんが「仕事をしていない感じがいい」と話す通り、カフェのようなリラックスできる空間に仕上がった。
フリーアドレスを導入し、業務に応じて好きな場所で働けるオフィス。中でも特徴的なのが、靴を脱いで上がる、3階のリビングのようなスペースだ。ダイニングテーブルやソファ、キッチン、テレビなどが揃う。キッチンは、お昼の時間にカレーをつくったり、クライアントに料理を振る舞ったりと、社内外のコミュニケーションにおいて重要な役割を果たす場になっている。1階3階と共通して、床材や壁は明るい色で統一。家具も天然木など、人のあたたかみを感じられるものを選んでいる。
「オフィスが移転して、会社の雰囲気が明るくなったと感じています。出社するまでの道も空気が良く、気持ちをリフレッシュしてから仕事に臨めています」(太田さん) …