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SDGs時代の新しいパッケージのかたち

100%生分解性までつきつめたお弁当容器

神田明神下みやび「エコ弁」

デパ地下で売られている華やかなお弁当。一見エコとはほど遠い?と思いきや脱石油系プラ、そして生分解性素材のパッケージを開発し、使用する弁当店がある。

石油系プラスチック不使用の弁当「エコ弁」。パッケージデザインもエコを意識している。

きっかけは一本の注文から

株式会社雅が展開する「神田明神下みやび」は、弁当の製造・販売会社。主に都内の百貨店に店舗を展開している。同社では2019年8月、弁当業界で初めて100%生分解性のオリジナルパッケージを使用した商品を発売した。その名も「エコ弁」。トレー、乾燥防止用フィルム、カップなどを含む全ての部品で石油系プラスチック不使用の弁当だ。さらに発売した8種のうち、5種はトレーとフィルムに100%生分解性の素材を使用している。

開発のきっかけは、1件の注文だった。同社営業部 部長 小林晶さんはこう振り返る。「石油系プラスチックを一切使用しないお弁当をつくってほしい、という依頼でした。当社では元々、現在も業界で主流の発泡スチロール製の箱でなく、主に紙製ハードパッケージを使用していたため、他社に比べてハードルが低いだろう、と考えられたそうです。当時環境の変化により、海産物・農産物ともに仕入れ食材が高騰しており、当社も他人事ではないと考えました」 …

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