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デザインの見方

本質から普遍性を見いだす少し足りないデザイン

吉本雅俊

吉本さんが履いているNOVESTA「MARATHON CLASSIC WHITE」。
1988年にチェコ・スロバキア代表のオリンピック選手用に、マラソンシューズとして使われた型をベースにつくられている。

GRAPHで、アートディレクターとして働いています。広告の制作会社から移籍して以来、自分はどんなデザインが好きで、どんなものをつくっていきたいのか、長らく言語化できていなかったのですが、少し前に自分のデザインの思想について考える機会があり、「少し足りない」状況をつくることを目指していることが分かりました。

完璧すぎず、見る人や見るタイミングによって感じ方が変わる余白のあるデザインで、シンプルさを美とする考えとは少し違います。見る人がパーソナルな気持ちを埋め合わせることで完成する。少し不自由で、少し足りない部分がある表現に、魅力を感じています。そんな僕のデザインの思想にぴったり合うプロダクトの1つが、スロバキアのブランド「NOVESTA(ノヴェスタ)」というスニーカーです …

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