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パリの「メゾン・エ・オブジェ」で日本の日用品の魅力を紹介

ifs未来研究所「365日―a day in japan」

毎年1月にパリで開催される「メゾン・エ・オブジェ」は、衣食住にわたるさまざまなものの見本市。今年、私が所長を務めるifs未来研究所が、日本人の知恵や技、美意識が詰まった日用品を紹介する「365日─a day in japan」を出展した。

1月17~21日にフランス・パリのメゾン・エ・オブジェにて展示・発表した「365日─a day in japan」。東屋 AZMAYA、iino naho、釡浅商店など総勢16社、アイテム数102点を一挙に紹介し、本展のために特別に制作した映像と共に披露した。「365日─a day in Japan」のメインセレクターは安藤桃代さん。日本での凱旋展示会は、をifs 未来研究所にて2月5~7日に開催する。
PHOTO:Ikuo Yamashita

メーカー16社と一緒に参加

会場は、ビッグサイトのような大見本市会場。その一角に三角の屋根をいただいた小さな家がある。やわらかい光に包まれた姿かたちが、独自の存在感を放っている。

これが「365日─a day in japan(以下、365日)」のブース──小さな家のような空間に、ダイニングテーブルや棚が置かれていて、住まいのような設いで展示されている。2箇所ある入り口の脇に配してあるモニターには、それらを使った暮らしの映像が流されている。

100を越えるアイテムは、毎日使う日用品をテーマに選んだもの。「毎日使いたい魅力的なものから活き活きとした未来の暮らしが見えてくる」というテーマを、バイヤーやジャーナリストに見て触れて感じてもらうことを意図した。

参加したのは、調理器具やさまざまな器類、香りもの、クッションや風呂敷といった布もの、花瓶や壁掛けなどのインテリア雑貨など──日本のもの作りを世界へ発信していく意欲を持っているメーカー16社だ。

合羽橋で調理道具を扱う釜浅商店は、オリジナルの羽釜やアルミ製のボールなど、日々の料理をおいしくサポートする調理器具を並べた。細部まで目配りが行き届いた丁寧な造り、機能を最適に生かすために尽くされた技──見ただけではわからない知恵が詰まっていて、そこを知らしめるのも「365日」が大切にしているところ。出展者はもちろん、専門の説明要員を立て、ものの造りや使い方を伝えることに注力した...

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