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広告企画

時代の空気感を捉え、ブランドが最も光る瞬間を切り取り表現する

VIA BO,RINK

ファッションブランドを中心に企業のCIからグラフィック、映像、音楽、Web、空間のデザインまで幅広く手がけるビアボーリンク。企業のコンセプトや魅力をシンプルで洗練された表現で伝えている。

左からカメラマン 鵜之澤修さん、竹内麗人さん、スタイリスト 鳥山悦代さん、河合宏泰さん、原田健次さん、河合恭誌さん

ブランドの言葉にできない「見えない空気」をカタチにする

ブランドや商品が最も光るように、その世界観をシンプルに表現したデザインを得意とするVIA BO,RINK(以下、ビアボーリンク)。国内婦人靴専門店シェアトップのDIANAや、ワールドの人気ブランドUNTITLEDなどのデザインを手がけてきた。

広告制作について、アートディレクターの河合恭誌さんは、「ファッションデザイナーの山本耀司さんは『服作りは、言葉にできないものを形にする最先端の表現』と話しています。広告も、ブランドが持つイメージや雰囲気をいかに美しくし、伝えるかがポイント。そこに、作り手の自己主張は必要ありません。装飾するというよりも、時代の空気感を捉え、ブランドのコンセプトを魅力的にビジュアル化することを目指しています」と話す。

メディアを横断した仕事も多いビアボーリンク。DIANAから新しく誕生したスニーカーブランド「+diana(プラス ダイアナ)」では、VI、ネーミングからカタログ、Webサイト、SNS、映像、音楽、SHOPの制作までを一気通貫して手がけた。これまでのファッションスニーカーには無かった「大人らしく」「女性らしく」「スタイルよく」のすべての要素をプラスしたことを意味する「+」とDIANAの頭文字の「D」を組み合わせている。

さらに「D+」のマークは女性らしさやスタイリッシュさを表現するため、西洋占星術の星座記号に見立てた。グラフィックや映像ではビジュアルのキーとしてミラーを使うことで世界がプラスされ、そこに写しだされた+dianaのスニーカーに不思議で上品な魅力をプラスしている。

また、表参道ヒルズで2011年に開催された展覧会「Vivienne Westwood Shoes, An Exhibition 1973-2012」では、空間デザインを手がけている。会場には、「タイムトンネル」をテーマに靴が入ったガラスケースが時系列に並べられ、シューズコレクションを360度から堪能することができる。テーマの通り、展覧会に訪れた人がVivienne Westwoodの歴史をたどり、同ブランドの世界観を存分に感じられる空間になった。

ビアボーリンクの手がける領域

ダイアナ「ダイアナWebカタログ」、「シーズンコレクション」(雑誌広告)、「+diana 動画・Webサイト」

ワールド「UNTITLED シーズンコレクション」(カタログ)

Vivienne Westwood「Vivienne Westwood Shoes, An Exhibition 1973-2012」(展覧会)

生活者に響く、直球なアウトプットを

ビアボーリンクは他にも「ピザーラお届け」のキャッチフレーズでおなじみのピザーラのネーミングやロゴ、テレビCMの企画を手がけた。「すぐに食べられる宅配ピザは、子どもの誕生日パーティーと相性が良いのではと考え、子どもが共感し、食べたいと思うようなテレビCMを企画しました」と河合さん。その狙い通り、子どもはもちろん多くの人の関心を集め、制作したロゴやマニュアルなどは現在も使用されている。

フォーシーズ「PIZZA-LA ピザーラお届け!」(テレビCM)

ブランドのどこにどのように光を当てるか

同社がすべての仕事で意識するのが「ブランドのどこにどのように光を当てるか」だ。「ブランドが伝えたいことを明確にし、ビジュアルをつくる。それは+dianaであれば大人らしさやスタイリッシュさ、ピザーラであれば子どもが共感するような設計です。クライアントの思いが生活者に伝わるようなデザインを常に目指しています」。

最近、ますます活動領域の広がりを見せるビアボーリンク。ファッション雑誌『FUDGE』『CLUÉL』のエディトリアルや、10月に開催された『FUDGE』のイベント「Holiday Circus」の空間演出やグッズ制作も手がけた。

ブランドや企業の思いを、メディアを問わず多様なかたちでアウトプットができるのが、ビアボーリンクの強み。「ファッション広告で培った力を活かし、さまざまな分野のクライアントと一緒に楽しく仕事をしていきたいです。楽しんでつくったものは、見た人も楽しく感じるはず。クライアントも共に仕事をするパートナーもONE TEAMで、人の心を動かすことができればと思います」と河合さんは話している。

THE BOOKS Publishing「CLUÉL homme」(雑誌)

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