一口サイズのスナック感覚で見てもらえる「10秒動画」
クルマを舞台にした恋愛模様と、それを取り巻くアイテムたちに焦点を当てた連続10秒ドラマ「愛の停止線」。15秒でも、6秒でもない、「10秒」というフォーマットとは?
見る人のモーメントを捉える映像表現
これまで大企業を中心に活用されてきたテレビCM。テレビ局の広告枠の販売手法の変化や技術の発展によりスタートアップ企業でも活用しやすい環境が整ってきた。そんな中、ラクスルとGOが新しいサービスを開始した。
ブランドバッグレンタルアプリ LaxusのテレビCM。ラクスルとGOで「褒められ」篇と「シチュエーション」篇を企画制作した。
メルカリ、スマートニュース、CAMPFIREから、ラクスル、Sansan、ビズリーチといったBtoB企業まで、近年の多くのスタートアップ企業がテレビCMを活用したプロモーションを実施している。テレビでこうした企業の広告を見ない日はないと言っても過言ではない。
ラクスル 取締役/CMOの田部正樹さんはスタートアップ企業がテレビCMを活用する理由を次のように話す。「スタートアップの事業はこれまで世の中に存在しないカテゴリーのものがほとんどで、ビジネスのさらなる発展を見据えたとき、"自分たちが何者か"を世の中に伝えることが重要になってきます。その際に、多くの人に情報を届けることのできるテレビCMは実は非常に効果的なのです」。
ラクスル自身も5年前からテレビCMをはじめとする50億以上を投下したマーケティング戦略によって、昨年には上場するまで成長。メルカリなどのスタートアップもほぼ同時期からCMを有効活用して業績を伸ばしてきた …