クリエイティブの力で乳がん検診の重要性を伝える「ピンクリボンデザイン大賞」。世の中の女性に自分ごと化を促すアイデアが集まり、各賞の受賞作品が発表された。
ポスター部門 グランプリ
コピー部門 グランプリ
勇気ではない。常識だ。
ポスターA部門 優秀作品
ポスターB部門 優秀作品
コピー部門 優秀作品
医療は進んでいるのに、
私たちが立ち止まっている。
治る確率を変える。
ポスターA部門 入選作品
ポスターB部門 入選作品
コピー部門 入選作品
私は行くよ、
助かりたいから。
検診に行っていない人は、
全員「がんかもしれない人」です。
意志あるコピーが増加
今年で、15回目を迎えたピンクリボンデザイン大賞。本年度のポスター部門は、第14回コピー部門入賞作品である石井雅規さん「検診に行ったと、自慢してください。」を使用した受診を促すA部門、そして「はじめる」という言葉からヒントを得た、受診を促すB部門がポスターデザインのテーマ。
そして乳がんの正しい知識や早期発見の大切さを伝え、受診を促すキャッチフレーズおよびボディコピーを募集するコピー部門の3部門で作品を募集。ポスター部門919点(デザインA部門523点、同B部門396点)、コピー部門1万7886点、計1万8805点の応募の中から、ポスター部門、コピー部門のグランプリ各1点、各部門優秀賞計6点、各部門入選計6点が選ばれた。
グランプリに選ばれたのは、奥村寛さんによるポスターデザインと山田大輝さんの「勇気ではない。常識だ。」というキャッチフレーズだ。審査委員からは、「これまでは乳がん検診というものがどこか他力本願だったり、周りの人たちに支えてもらうという発想のコピーが多かったけれど、今年は自らの意志や勇気を感じさせられる作品が多かった。乳がん検診の広がりと共に、意識の変化を感じられる年だった」と話している。
- 特別協賛/キリンビバレッジ、富国生命保険
- 主催/ピンクリボンフェスティバル運営委員会
- 後援/厚生労働省、日本医師会、日本看護協会、日本乳癌学会、日本乳癌検診学会、日本癌治療学会、東京都
- 支援/Pink Ring
- 審査員/中村 禎(審査委員長)、内田喜基、国井美果、田中千絵、中村聖子、三井明子