デザイン・アート・広告賞 今月の展覧会＆コンペティション
Sculptural Type コントラプンクト
Design：Kontrapunkt
北欧のリーディングデザインエージェンシーとして、政府機関、インフラ、NGO、文化団体から大企業に至るまで、多数のブランディングを手がけ、オリジナルのタイプデザインを手がけてきたコントラプンクト。「私たちにとって、タイプデザインは彫刻のように物語る一つの形であり、しかもそのストーリーはここで終わるのではありません」とコントラプンクトのボー・リネマンは語っている。彼らが手がけた10のプロジェクトを紹介する本展を通じて、書体に対する見方を改め日々それとなく使っているタイプデザインの違った見方ができるようになるだろう。
| Sculptural Type コントラプンクト | |
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| ギンザ・グラフィック・ギャラリー（ggg） 開催中、10月12日まで 日曜、祝日休館 お問い合わせ→ 03-3571-5206 |
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わくわくなおもわく
悪魔のしるし「搬入プロジェクト#3 豊島 唐櫃公堂計画」2010 撮影：杉田大輔
折元立身《ART-MAMA＋SON》2008
宮田篤《ことばの森：微分帖》2010
撮影：元圭一（CACTUS）
「作品」と呼ばれるものには、一人で制作したもの、誰かに手伝ってもらい制作したもの、誰かと制作したものなどさまざまな制作過程がある。また、モノとしての作品ではなく、その場に集う人たちの多種多様な振る舞いを作品と捉えることもあり、特定のコミュニティが創造的な場として注目を浴びることもある。本展のテーマは「共同性」。誰かと誰かのわくわくする思惑によって生まれる作品や行為を「わくわくなおもわく」と名付け、テーマに合わせて8組の作家を紹介する。
| わくわくなおもわく | |
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| はじまりの美術館 開催中、11月10日まで 火曜休館 お問い合わせ→ 0242-62-3454 |
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鈴木康広 雪の消息 | 残像の庭
《空気の人》モエレ沼公園 2019
《りんごの天体観測》2006
《遊具の透視法》2001 撮影：川内倫子
身近な風景や自然現象を新鮮なまなざしで見つめ、普段見過ごされがちなものごとの中に、世界の新しい捉え方が潜んでいることを示す鈴木康広。本展では、札幌の「雪」の印象を手掛かりに、活動の初期から続く「水」への関心が、氷点下の水のかたちにまで及んだ最新作《氷の人》を発表するほか、スケールアップした《りんごの天体観測》を含む約25点を展示。作品に導かれ、さりげない現象に目を凝らし、耳を澄ましているうちに、これまで気がつかなかった自然からの知らせを受け取ることができるかもしれない。
| 鈴木康広 雪の消息 | 残像の庭 | |
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| 札幌文化芸術交流センター SCARTS 開催中、9月16日まで 会期中無休 お問い合わせ→ 011-271-1955 |
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東京ミッドタウン・デザインハブ第81回企画展ゼミ展2019
東京工芸大学デザイン学科 インタラクションデザイン研究室
東京造形大学大学院「会津プロジェクト」
昨年の展示風景
さまざまな領域のデザインを教育・研究している教育機関9校の協力のもと、各校で実際に行われている課題の内容と学生作品の一部を紹介する本展。課題や作品を通じ、学校ごとのデザイン教育のアプローチや与えられた課題に対して学生がどのような視点を持ち答えを導いているのかを比較しながら知ることができる。学生たち一人ひとりがデザインを学び研究し、その成果がやがて「知」として社会に広く還元、活用されていく、そのプロセスの端緒を展示する。
| 東京ミッドタウン・デザインハブ第81回企画展ゼミ展2019 | |
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| 東京ミッドタウン・デザインハブ 9月2日～28日 会期中無休 お問い合わせ→ 03-6743-3776 |
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描く、そして現れる―画家が彫刻を作るとき
サイ・トゥオンブリー
手前：《無題》1990年 ブロンズ
奥：《無題》1968年 家庭用塗料、クレヨン、カンヴァス
DIC川村記念美術館 ⒸCy Twombly Foundation, 2019
岡本太郎《愛》1961年 川崎市岡本太郎美術館
ピエロ・マンゾーニ《アクローム》1961年 ふくやま美術館
20世紀以降の優れた画家たちの中には、ジャンルを横断し、斬新な立体作品を制作した作家たちがいた。彼らの従来の方法にとらわれない画家ならではの視点は、20世紀の彫刻の歴史を更新した。自由に描きだせる絵の世界から踏み出して、重力ある空間の中、材料を選び、筆を道具に持ち替えて、画家はなぜ彫刻を作るのか …
