ホンマタカシ、高橋恭司他、注目の展覧会

色彩と形と質感を空間に配置して一つの景色を作る

青柳龍太｜sign

大阪生まれの現代美術家、青柳龍太の個展が、ギャラリー小柳で開催中だ。

2017年に東京都内の個人宅の庭に掘られた防空壕で、9日間限りの展覧会を行い、注目を集めた青柳。「画家が色彩をキャンバス上に配置するように、僕は、色彩と形と質感を空間に配置して一つの景色を作りたい」と、青柳は自らの感覚により見つけ出し収集したモノを、空間に精緻に配置するインスタレーション作品として発表している。

陶器やガラス器、古道具、布地、人形など、作られた時代も場所も目的も異なるその一つ一つが組み合わされ再構成された時、不思議な調和と緊張感が空間にたちこめる。本展では、ファウンドオブジェにより構成される新作インスタレーションを披露する。

「Sign」展示風景　ⒸRyota Aoyagi 撮影：三嶋一路 Courtesy of Gallery Koyanagi

「Sign」よりエジソンランプ、蝋燭　ⒸRyota Aoyagi 撮影：三嶋一路 Courtesy of Gallery Koyanagi

「2015」 ⒸRyota Aoyagi 撮影：三嶋一路 Courtesy of Gallery Koyanagi

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