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映像+空間で新しい体験を提案する

INVITATION/FINALIMAGE/IZANAGI

映像制作と空間デザインを軸に多種多様なスペシャリストが集まる「INVITATION」。主宰する篠藤豊和さんと竹田大輔さんに、INVITATIONならではのクリエイティブにおける顧客体験について聞いた。

INVITATIONの皆さん。後列一番左が竹田大輔さん、後列左から三番目が篠藤豊和さん

映像を活用した空間でより深い体験を

──「INVITATION」の設立から8年。映像制作の「FINALIMAGE」と空間デザインの「IZANAGI」がグループとしてひとつの組織になったのはなぜですか。

篠藤:僕は映像監督、竹田は空間デザイナーとして別々に仕事をしていました。あるとき、タワーマンションを販売するショールームで映像とカスタマージャーニーと空間デザインを合わせて提案する機会があり、竹田と協働したのが始まりですね。

竹田:そこから2人で仕事を始める機会が多くなり、ほとんどの案件を一緒に組むようになりました。来場者の感情を誘導する空間デザインを考えることと、「高揚と感動」をテーマにする映像は、面白いほどにマッチするという体験を得たのが、協働のきっかけです。いま振り返ると、結構楽しかった。

篠藤:住宅は一般の方が人生を賭けて購入する最も高額な商品ですよね。だからこそ、その機能をしっかり理解した上で、購入後の生活を想像してもらうことが大切。その体験から購入までを一気通貫できる場を提案する。昨今、顧客体験といわれていますが、僕らはそれをすでに10年間続けています。

──その空間の中で、プロジェクションマッピングやホログラムなど、さまざまな映像を活用した体験をつくられていますね。

篠藤:その場に一歩踏み入れた瞬間から、その商品やブランドの価値を感じてもらうためには、お客さんの気持ちを汲み取って映像と空間が一つになった体験を提供していくことが求められます。時には、その空間をイメージしたオリジナル音楽や香りを作るなどし、より深く体験してもらいます。一生に一回の大きな買い物は、誰もが不安を感じるもの。購買に至るまでに、お客さんの感情がどう動くかを理解した上で、空間全体を設計します。

竹田:体験をつくるということの基本の軸は、ブランディングにあると我々は考えています。僕らが目的としているのは、単純にお客さんを楽しませるだけではなくて、商品に込められた思いに共感してもらい、最終的に購入してもらうことです。

──映像と空間でブランド体験をつくるんですね。

竹田:その一例が「伝統と革新」をテーマにした、日本航空本社オフィスのリニューアルです。このエントランスではテーマを具現化した立体的、流動的な形と素材を構成したレイヤー、それらを融合させるインテリアとなる映像を配置することで、ブランドを体験できるオフィスを提案しました。インテリアに奥行ある志向を表現する。INVITATIONだからこそできた仕事だと自負しています。

篠藤:企業がどんな背景でどんな思いでそのブランドをつくったのか、企業の思いを橋渡ししていく。体験して終わりではなくて、お客さんの経験のなかにしっかり残していく。それこそが顧客体験だと考えています。

5月16日より全国で順次開催中の「Galaxy Studio」。最新スマートフォンやVRで、ブランドの世界観を一度に体験できる空間。

言葉だけでは伝えることのできない企業やブランドの思いを橋渡しする

──今まさに全国各地で展開している「Galaxy Studio」の空間演出も手がけられていますね。

竹田:大型ビジョンを活用した映像の仕掛けでGalaxyの特徴を体験してもらいました。この仕事では、お客さんに商品の魅力を伝えることはもちろん、現場のスタッフが自信を持ってその価値を伝えられる空間を作ることを意識しました。

篠藤:今までにない体験が、商品を購入する後押しをしてくれると考えていますし、私自身まだ誰も見たことのない空間や映像を制作したいと思っています。

──空間デザインや映像制作にとどまらず、食品業界の新商品開発や新しい空間の制作も手がけられているそうですね。

竹田:食品の仕事は6年前から手がけていますが、一昨年スーパーマーケットの新業態として注目されているグローサラントを取り入れた空間を設計しました。グローサラントとは、スーパーマーケットで販売する食材や調理設備などの既存リソースを活用しながら、イートインスペースにレストランのような付加価値を高める試みです。この企画ではクライアントの描くビジョンにあわせて、さまざまなサポートを行いました。

この案件のように、一気通貫した施策ができるのも、映像と空間をデザインするクリエイターだけではなく、フードコーディネーター、フラワーアーティスト、コンテンポラリーアーティストなどのさまざまなスペシャリストでチームを組み仕事をするからです。

これからも言葉だけでは伝えることのできない企業の思いを、空間や映像を通して表現していきたいですね。僕らINVITATIONが作るクリエイティブが、企業やブランドと顧客を橋渡しする存在になれたら、と考えています。

「伝統と革新」をテーマにした、日本航空本社オフィス。エントランスを入ると、洗練された映像と奥行ある空間が広がる。

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