プロ・アマを問わず競うコピーバトル、C-1グランプリ。今回審査してくれたのは、2018年に大日本除虫菊のラジオCMシリーズ「金鳥少年 2017」でTCC賞を受賞した直川隆久さんと、その後輩で若くしてさまざまな広告賞を受賞する小池茅さん。そんなお2人が選んだコピーとは!?
出題テーマ149 「昼寝、アリだな」と日本社会に思わせるコピー
まず、2人の選んだものが全然重なりませんでした。なんで、と思いましたが、よくよく話すと、その言葉を誰に向かっていうか、のイメージが2人で違っていたようです。僕(直川)は「昼寝のメリットは知ってるけど、正式な導入に踏み切れるほどではない社会」ま、簡単にいうと「ホワイトな職場」をイメージしていたのですが、小池は「ブラック企業~限りなくブラックに近いホワイト企業」あたりをイメージしていた。たしかに、どういう意識段階の人に向けるか、で言葉のスタンスがだいぶ変わってくるのですね。そこからいろいろ二人で話して、以下のような結果になりました。
グランプリ
運動中の水も、今となっては当たり前でしょ。
西川仁(NEXCO西日本コミュニケーションズ)
<受賞者コメント>
今は当たり前だけど、昔は悪いとされていたものって?それを例に伝えるのが、一番良いんじゃないかと考えました。当たり前や常識ってあやふやで、その時の考え方や状況で変わるもの。昼寝も早く当たり前になりますように。
準グランプリ 直川隆久賞
侍は、まめに寝る。
阿部衛
準グランプリ 小池茅賞
Ctrl + S
崎山すなお
ブラック企業賞
こいつ、午後もがんばる気だな。
和田悟
ホワイト企業賞
課長、想像力研修いってきます。
丸山翼(アサツー ディ・ケイ)
財界に捧ぐ賞
その頃中国は、ちゃんと昼寝していた。
崎山すなお
Round153 テーマ発表!
サウナに行ってみたくなる、キャッチフレーズを。
<審査・出題のポイント>
ととのう、サウナー、外気浴…。独特のサウナ用語をちらほら耳にするこの頃。空前のサウナブーム到来か!?なんて声もあるほどです。そんな今だからこそ、このお題を選びました。週末サウナで汗を流さなければ、一週間が終わった気がしない。そんな僕みたいなどっぷりサウナ中毒者も、結局何がいいの?というサウナ懐疑論者も、思わず「サウナ、イキタイ」となるキャッチフレーズをお待ちしています。行き詰まったときには、ぜひお近くのサウナへ。汗といっしょに良いコピーもあふれ出る…かもしれません。
出題者
ゲスト
C-1グランプリ 応募受付ウェブサイト
https://www.sendenkaigi.com/c-1/
※応募方法を必ずお読みいただいてからご応募ください。
応募についての注意事項
今月の応募〆切 8月25日(日) 18:00〆切
※〆切直前には応募が殺到し、サイトへアクセスしづらくなる可能性があります。入力中に〆切を過ぎてしまわぬよう、必ず余裕を持ってご応募ください。
機器の不具合によるシステムダウン以外につきましては、一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。
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