「まくらで、戦え。」というキャッチフレーズに黄色の枕を持った新体操団体元日本代表の畠山愛理さん。これは誰もが知っているまくら投げに明確なルールを設けたスポーツ「まくら投げ大会」のメインビジュアルだ。伊東市は2013年からまくら投げ大会を始め、いまや600名近くの参加者が集う大会にまで成長している。
「今回の企画のオリエンテーションは、もともと伊東市のPR、若者がもっと訪れたくなる街にしてほしいというものでした。伊東市は熱海や伊豆に近く観光客も多い土地ですが、ここを目的地とする人は少ないという課題がありました。アイデアを練る中で、伊東市発祥の「まくら投げ大会」の存在を知り、これにフォーカスすることを決めました」とFACT エグゼクティブクリエイティブディレクター 三寺雅人さんは話す。
「まくらで、戦え。」のコピーは、若者にも関心を持ってもらえるように、「派手さ」「スポーティーさ」を意識した結果 …