就活生に向けたプロモーションの一つとして、マンダムの男性向けコスメブランド「ギャツビー」が今年6月にローンチしたのが、Webコンテンツ「第0印象シミュレーター」である。

「第0印象」シミュレーター。写真の上に、その人の「第0印象」が記され、その下にアドバイザーのコメントが付く(画像は編集部作成)。
楽しみながら自分ごと化してもらう
本コンテンツは、プロフィール写真や、ユーザーが使用検討している写真などをアップすると、そこから読み取れる特徴をAIが解析。さらにその特徴を総合判断し、写真に対するタイトルを生成して手書き風の文字で表示する。そのタイトルこそが「自分が他人に与えているであろう印象」というわけだ。それによって、自身の現在のプロフィール写真や登録検討している写真を見直す機会と、自身の第0印象を客観的に捉える機会を提供することが狙いだ。
この企画で使われている「第0印象」という言葉は、コンサルタントの堀岡桂子さんが提唱したもの。実際に対面する前に他人から持たれる印象、SNSのプロフィール画像やエントリーシートなどの写真や動画が第三者に与える印象を指す。マンダムでは就活が始まる3月に、企業の新卒採用担当者を対象に『就活における「第0印象」』についての調査を実施。採用担当者の80.7%から「第0印象は第1印象に影響する」という回答結果が得られた …