IDEA AND CREATIVITY
クリエイティブの専門メディア

           

名作コピーの時間

商品が生まれてきた理由を見つける言葉

井手康喬

    お母さんを育てるのは、赤ちゃんです。

    講談社/1990年
    〇 C/岡部正泰、青木智子

    トンボが動いている。人が、何かを生み出している。

    トンボ鉛筆/2007年
    〇 C/岩崎俊一、岡本欣也

    「父が照れる」を、私がもらう。

    東武百貨店/2011年
    〇 C/斉藤賢司

初任配属はマーケティング部だった。希望した部署だったのに、調査とロジックを積み上げていく日々に、すぐ飽きた。やがてコピーライターへの転身を目指し独学でコピーの勉強をはじめ、そのころ出会ったのが1つめのコピーだった。ママ向け雑誌のコピー。当時、コピーの構造を理屈っぽく分析しまくっていたので、「うまいこと言ってる上にいいこと言ってる」完璧すぎるこのコピーが心の師匠となり、仮面浪人のようなコピー修行をしばらく支えてくれた …

あと70%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

名作コピーの時間 の記事一覧

商品が生まれてきた理由を見つける言葉(この記事です)
体にしみこんでいる言葉。
青春への思いを燻らせる言葉たち
田舎の少年の心を鷲掴みにした言葉
今まで出会い、驚いた「男子が書いている女子のコピー」
もがきながら、すがりつくように触れたコピー
ブレーンTopへ戻る